SDGsにつながる!広告・販促・ノベルティ手法6選!
今すぐに取り組み可能!

持続可能な広告・販促・ノベルティ手法

「貧困に終止符を打ち、地球を保護し、すべての人が平和と豊かさを享受できるようにする」

近年、世界中で注目度が上がっている「SDGs」。最近耳にすることも多くなってきましたよね!

SDGsの事例をまとめると下記のような取り組みがあります。

SDGs事例

  • ①プラスチックスストローを禁止し、紙のストローに代替えする(海洋プラスチック問題)
  • ②カメラのついた笑顔測定器を会社の入口に設けて、出入りする社員の笑顔を検知。笑顔ひとつにつき10円相当をパーソルがSDGs関連団体に寄付する
  • ③水素ステーションを店舗に併設+燃料電池トラックを採用

最も身近な事例としては「シャワーですませる」など個人・企業が様々な取り組みを行っています。

そんなSDGsですが、今回は「今すぐに取り組み可能な持続可能な社会に向けた広告・販促・ノベルティ手法を6選」をまとめました!

企業が販促活動を行う際の参考に、また個人でノベルティを作成する際にも!是非サスティナブルに行いましょう!

その前に、少しだけSDGsでも課題となっている海洋プラスチックについておさらいしておきます!

>>SDGsについて詳しくは知りたい方はこちらをご覧下さい

~背景~ SDGsでも課題となっている海洋プラスチック問題

世界中で「プラスチックごみ」問題が深刻化しています。

 EUは、2030年までにすべてのプラスチック包装をリサイクルし、使い捨てプラスチックを削減すると発表しました。

コカ・コーラなどのグローバル企業11社も、2025年までのパッケージ・リサイクル100%を宣言するなど、世界はいまプラスチックフリーへと転換のときを迎えています。

なんとなくプラスチックが環境に悪いことはわかるが、なぜここまで「脱プラスチック」への動きが加速しているのでしょうか?

マイクロプラスチックの影響

  • ①プラスチックは自然分解されない
  • ②使用済みプラスチックは、適切な処理をなされないことで雨で流され最終的に海に流れ着く
  • ③モノとの接触や紫外線の影響で劣化し5ミリ以下のマイクロプラスチックとなる
  • ④海の中の魚がそのマイクロプラスチックを食べてしまう
  • ⑤私たち人間がその汚染された魚たちを食べ、影響が人間に帰ってくる恐れがある

「マイクロプラスチック」は海洋汚染を広げ、人体からも発見されるなど大きな注目を集めており、

SDGs(持続可能な開発目標)でも、「14.海の豊かさを守ろう」という目標が掲げられています。

持続可能な広告・販促・ノベルティ手法6選

それではサスティナブルな広告・販促・ノベルティ手法6選をご紹介します!販売促進やノベルティ作成を行う際にぜひお役立てください!

1.エコファイルに切り替える

「ecoFILE(エコファイル)」とは紙を原材料としたクリアファイルです。

筆記適正、印刷適性、リサイクル性といった紙ならではの特性を活かして、様々な用途に活用できます。

クリアファイルから紙製ファイルに代替えするメリット

  • ①石油関連製品の削減
  • ②海洋プラスチック問題の一助
  • ③古紙回収で資源循環リサイクル
  • ④森林認証紙で世界の森林保全
  • ⑤そのままシュレッダーでセキュリティ強化

>>エコファイルについて詳しくはこちら

2.エコバックに切り替える

2020年7月よりレジ袋が有料化され、日常生活でもよく目にするようになったエコバッグ。

こちらも海洋プラスチック問題や石油問題に一助。(使用回数による)

企業のブランディングとしても有効です。

ビニール傘を再利用したモノや麻から作られたエコバック等、ユニークな製品も多い為、個人的にエコバックを利用することはもちろん、素材に拘ったオリジナルエコバッグ制作をしてみてはいかがでしょうか?

3.紙うちわに切り替える

全て紙でできている「うちわ」です。

こちらも海洋プラスチック問題などに一助。

「うちわ」を使うこと自体がサスティナブルではありますが、素材にまで拘るとさらに効果的です!

型抜きや、丸団うちわなどバリエーションも豊富なので用途に合わせて作成できます。

4.ライメックスに切り替える

“LIMEX(ライメックス)は、TBM社が日本で自社開発・製造した紙・プラスチックの代替となる 新素材です。

世界中に無尽蔵に存在する石灰石を主原料とし、日本でも100%自給自足できる資源です。
また高効率でアップサイクルも可能な為、資源問題の改善、環境保全、持続可能な社会の形成に貢献することができる革命的新素材です。”

※ライメックス 公式より引用

5.ユニバーサルデザインを行う

ユニバーサルデザインとは、年齢や性別、国籍障害の有無にかかわらず、誰もが利用できることを目指したデザインのことです。

標識やオリンピックで使われているピストグラムが代表的

その他にもシャンプーに施された凸凹など、サインからプロダクトまで多岐に渡ります。

ユニバーサルデザインとSDGsには共通する考え方があり、世界から不平等をなくすことに繋がります。

ユニバーサルデザインについてはこちらに詳しくまとめましたので、詳しく知りたい方はぜひご覧ください!

関連記事:SDGsにも繋がる!ユニバーサルデザインとは

カラーユニバーサルデザインを行う際のツールをご紹介

Adobe Color新機能「色覚異常対応」

様々なクリエイティブソフトを開発しているAdobe が提供するデザイナー向け色彩ツールAdobe Colorのアップデートで「色覚異常への配慮」が追加されました。

覚異常に配慮した色相を見つけるため、Adobe Colorではアクセシビリティーチェックプロセスをカラーホイールに直接取り入れてあります。パネル上のカラーホイールに色の競合が生じる領域を示す「カラー競合」ラインが表示され、色の選択を簡単に修正できます。

こういったツールを活用することで場面に応じたユニバーサルデザインの展開がより簡単に行えるようになってきていますね!

6.UD書体を使う

ユニバーサルデザインは図や、色だけではありません。

MORISAWAが発表しているUDフォントは「文字のかたちがわかりやすい」「文章が読みやすい」「読み間違いに食い」といったコンセプトの元、ユニバーサルデザインが行われています。

「小サイズですべての文字が問題なく判別できること」をひとつの基準として、ベースとなる書体の各文字が見直され、繰り返しUD書体のコンセプトに適合しているかどうかを検証されているようです。広告や販促物を作成する際にUDフォントを取り入れることでユーザーと、より詳細なコミュニケーションを図ることができます。

まとめ

今回は広告・販促・ノベルティに限ったサスティナビリティな活動を紹介いたしました!

行動変容にはときにネガティブな感情が伴うこともありますが、古いやり方を否定せず、新しいやり方も受け入れてひとりひとりが意識し行動することが大切ですよね!

持続可能な社会に向けてみんなで取り組みましょう!

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