「印刷しかできない私たちが、熊本のためにできること。」被災した紙に命を吹き込むCAPの復興支援ペーパープロジェクト

令和8年、熊本を襲った大きな地震。ニュースで流れる被災地の映像を見ながら、私たちは激しい無力感に襲われました。現地へ駆けつけて大きな瓦礫を撤去することも、巨大な資金をポンと寄付することも、一印刷会社・制作会社に過ぎない私たちには簡単にできることではありません。

「自分たちにできることは、本当に何もないのだろうか…?」

そう自問自答する中で行き着いたのが、私たちが毎日触れている「紙」であり、「印刷」という本業そのものでした。今回の震災で、熊本の紙問屋や倉庫も甚大な被害を受けました。激しい揺れで荷崩れし、外装が破れてしまった大量の紙。中身は全く汚れておらず、新品同様に刷れる素晴らしい紙であるにもかかわらず、通常の流通ルートからは外れ、このままでは捨てられる運命にあります。

私たちの工場は幸い大きな被災は免れました。そこには意味があるのではないかと考えました。

「だったら、私たちがその紙をすべて買い取ろう。泥臭く検品して、もう一度価値を与えてお客様に届けよう」こうして始まったのが、CAPの「熊本震災復興支援ペーパープロジェクト」です。

 1枚の紙の向こうにいる、熊本のパートナーへできること

私たちが日々素敵な印刷物を作れるのは、熊本をはじめとする製紙メーカーさんや紙問屋さんが、いつも高品質な紙を届けてくれているおかげです。いわば、私たちのものづくりを裏で支え続けてくれた「大切な仲間」です。

地震の揺れで荷崩れを起こした倉庫の紙
震災の激しい揺れで荷崩れを起こした現場。外装は痛んでも、内部の
紙は無事なものが多く残されています。
積み重なった倉庫の何トンもの紙の山

倉庫で傾き、崩れ去った紙の山を見たとき、「これを廃材として処理させるわけにはいかない」と強く感じました。被災し、ただ捨てられる紙を買い付けること。それは、傷ついたパートナーの事業を守り、被災地の経済をほんの少しでも回すための、私たちなりの「恩返し」です。

泥臭く、1枚ずつ。印刷屋のプライドをかけた「検品と整紙」

「被災した紙」と聞くと、もしかすると品質に不安を感じられるかもしれません。だからこそ、ここからの工程には私たちの「印刷会社としてのプライド」をすべて注ぎ込んでいます。

被災地から運ばれてきた紙は、社内の職人が手作業で1シートずつチェックします。角折れや破れがある部分は容赦なく切り落とし(断裁)、ミリ単位で規格サイズへと綺麗に整え直します。

被災紙・災害で傷ついた紙をリユースする流れ(仕入れから検品・印刷・納品までの6ステップ)

手間は恐ろしいほどかかります。効率だけで言えば、新品の紙を仕入れて刷る方が遥かに楽です。それでも、手間をかけることで「捨てられるはずだった紙」が、もう一度社会の役に立つ素敵な印刷物へと生まれ変わるのです。

あなたの会社の「1冊・1枚」が、熊本の力になる仕組み

このプロジェクトは、単なる「安売り」でも「一過性のボランティア」でもありません。お客様が印刷をご発注くださることで、全員が温かい気持ちで繋がるサイクルを作っています。

想いと資源がめぐる、復興支援ペーパーの仕組み図(CAP・被災地の紙メーカー・発注企業・被災地をつなぐ循環サイクル)
  • 被災地の紙屋さん:行き場のなくなった廃棄紙が値段が付き、事業復興の資金になる
  • 発注企業(お客様):いつもの印刷物が復興の資金になり、同時に熊本へ貢献できる
  • 被災地(熊本):当該ペーパーで作られた印刷物の売上「10%」が、直接復興寄付金として届けられる

熊本のために何かした、でも何ができるんだろう、私たちと同じような葛藤をお持ちの企業様も多いのではないかと思います。いつもの印刷物で、被災地の支援ができる、私たちのプロジェクトに是非賛同ください。

熊本への想いを、一緒に形にしませんか?

「うちのこのチラシ、復興支援ペーパーで刷ったらいくらになる?」

「漠然となにかに貢献したい」

そんな段階で構いません。まずは気軽なお気持ちでご相談ください。すぐにお答えいたします。

あなたの会社の印刷物を通じて、熊本に大きな支援の輪を広げていきたいと思っています。

▼ 以下のボタンより約1分でお申し込みいただけます(Googleフォーム)

※お電話や、お伺いした営業担当者へ直接「ブログ見たよ」とお声がけいただいても構いません。皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。

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